このページの内容は、あくまで管理人の個人的な印象&感想から寄る本の紹介とメールを頂いた方の個人的な印象&感想から寄る本の紹介です。
個人の印象で書いておりますので、実際に読んだら違う印象をあなたは持つかもしれませんが、
そこの点はご了承下さいね。
あなたの回復や癒しのきっかけとなった本の情報を募集してます。題名、出版社、金額、作者、(この中で何点か情報が不明でもOKです)
こういう感じの本で、こんなふうに私はオススメと感じたという感じの内容でこちらまでよろしくね。
出来る限り、HPで紹介したいと思ってます(^-^)。
●「アダルトチルドレン 愛されたい愛せない」●
秋月菜央 著 二見書房 ¥1500(税抜き)
しし座前半さんの感想:4/24
昨年10月7日に、私が引き寄せられるように手にとって購入した本です。 当時、好きな女性に対しての「束縛」のような感情に苛まれて悩んでいた時期で、その感情が 「AC」という考えで説明することができることがわかり、更になぜ自分が生きていて面白くなかった かがわかって愕然としたものでした。 ACの中でも特に恋愛に関係する問題の内容で、実例が数多く掲載されています。その実例の間に どのような状態や原因でそうなったかの記載がされています。私は引き込まれるように読みましたが、読者に よってはこのような構成で「わかりやすい」「わかりにくい」両極端の意見があるかもしれません。 また、テーマが「恋愛」に限ったものなので、私のようにきっかけが「恋愛で悩んでいる」人であれば、ずいぶんと 参考になると思います。しかし「恋愛以外(子供への虐待とか、親との関係そのもの)の悩み」がメインの方では、 かなりとっつきにくいかもしれません。 この本自体「回復のための方法」を十分に記載したりしているわけではないですが、「回復のためにどのような文献が あるか」については、数多く記載されています。私はこの記載から、斎藤学先生や西尾和美先生の著書、訳書を知り、 その後購入の参考にしました。 「きちんとした恋愛ができない」ということで悩む人にとっては、実例を自分と照らし合わせることができて、AC自覚の 取っ掛かりとなる本だと思います。
●「なぜいつもあなたの恋愛はうまくいかないのか アダルト・チルドレンの恋愛と結婚の神話」●
ジャネット G.ウォイテイツ著 新沢ひろ子訳 学陽書房 ¥1600(税抜き)
しし座前半さんの感想:4/24
同じACの恋愛がテーマでも、「アダルトチルドレン 愛されたい愛せない」の本が「物語」なら、この本は「論文」です。 でも、読んでてショックでした。本当に自分自身が記載どおりの感情や考えを持ち、記載どおりの言葉を 口にして、記載どおり「周囲の思いやりのない人々に好き放題されてしまっている」という現実に対して。 この本も、回復方法、癒し方法が載っているわけではなく、現状の症状と原因の分析に終始しています。 「自分がなぜこのような考えを持ってしまうのか、なぜこのように行動してしまうのか。」等の原因分析には とても有効と考えます。この本も、「恋愛で悩む人」が自分をACと認識する手助けになると思います。
●「男という病」の治し方●
ヴィルフリート・ヴィーク著 三元社 \2427
Snail Trailさんの感想:1/10
著者はドイツ人の精神療法家で、フェミニスト。ちなみに男です。
この本で執拗なまでに論われ、批判されている「男」であることの病理を読むと愕然とします。「男という病」とはACの特徴そのものなのです。
コントロールへの執着、自分や他人の感情に対する不誠実、コミュニケーションの回避、熱狂か沈黙かしかない精神状態(オール・オア・ナッシング)、他者中心性、共感する能力の欠如、等々。私はフェミニズムには詳しくないし、男性グループセラピーに関する本を読んだのも初めてなのですが、既視感を通り越して、「これはACの本と全く同じ事が書いてあるではないかぁっ!」と驚愕してしまいました。
『嗜癖する社会』のA.W.シェフも「嗜癖システム」という言葉を使い始める前は、「白人男性システム」という言葉を使って、現代社会とそれを構成するマジョリティーの男たちを批判していたそうです。フェミニストの共通の認識、っていうのもあるだろうけど、アルコホリックや嗜癖的行為の分析と、「男らしさの病」の分析が同じところに行き着くというのは、やっぱり愕然とするものがあります。
「男」というのはみんなACなんですね。その「男らしさの病」が社会という権力装置を通して、女の人たちを巻き込んでしまった、というのは言い過ぎでしょうか?摂食障害の女性の母親世代が、いわゆるフェミニズム運動の世代だ、と斎藤学が書いていました。ヴィークやシェフのように、「男性原理」そのものを解体しようとするフェミニストは別として、ある種の女性たちは男社会に入り、男より「もっといい男」になろうとしてしまう、という錯誤もあったわけでしょう?そういう女性たちの娘がACになってしまう。なんか因果を感じてしまいます。
また、ヴィークによれば、「男」の最大の嗜癖は「女性依存症」だそうです。だとすれば、そういう「男」たちが牛耳ってきた社会の中で、女性たちが「男を甘えさせられる女でなければならない」という「女らしさの病」に囚われるようになったとしても不思議ではありません。(シェフはこれを「反応性女性システム」と呼んでいます。) 私自身に関して言えば、思春期の頃から「男らしさ」に対して違和感を覚えていて、はっきり言えば落伍していました(こういう言い方も男の言い逃れなのだそうですが)。 でも、その違和感が私をACにしたのだと感じます。それがなければ私は普通の「男」になっていたでしょう。そこには自覚症状のある病人か、自覚症状のない病人かの違いしかないのかもしれません。 しかし、困ったなぁ。「男」をやめるのは「酒」をやめるよりずっと難しそうだ(笑)。
●嗜癖する社会●
A.W.シェフ著 誠信書房 \2100
Snail Trailさんの感想:12/18
私はこの本で酒をやめました(笑)。著者はアメリカ人の治療家で、フェミニズムに関わりのある人みたいです。 自身の家族にもアルコホリックがいて、本人もいろいろと苦労したみたいだ。 この本が面白いのは、アルコホリックをはじめとする嗜癖者の特徴が、現代社会の特徴そのものであると 指摘している点。逆に言えば、現代社会の全体のあり方が、個人の嗜癖者を生むのだ、という洞察が あるんですね。嗜癖者こそ現代社会の体現者であると。(著者は「ホログラムとしての嗜癖システム」 という言い方をしています。)
目からウロコが落ちたのは、嗜癖からの回復を「パラダイム・シフト」と表現していることです。 個人についていえば、例えばアルコホリックからの回復は、単に酒という悪癖を断念することではなく、 生き方のシステムそのものを変えることだというわけです。「しらふ」とは単に酒を飲まないことではなく、 「コントロール」や「不正直」や「依存」等々にもとづいた思考の枠組みそのものから脱却する ことなのだと。さらに、アルコホリックにとって酒が「死に至る病」であるのと同様に、 嗜癖的な社会システムは人類を滅亡に追いやるだろうと言っています。つまり、社会も「しらふ」になる 必要があるというわけ。そして、そのためには、結局個々人が自分の「パラダイム・シフト」を行うこと から始めるしかないのだ、ということです。というわけで、非常に刺激的な本です。ある種の文明批判をしている本だから、かなり情け容赦なく バッサバサと切り捨てていく。その点、読む人に「癒し」を与えるために書かれた本とは性質が 異なります。でも、私はその潔い切りっぷりに個人的に勇気づけられました。
●窓際のベッド いやしの心理小説●
M・スコット・ペック著 森英明訳 世界文化社 \2500
アジア感想:8/29
「平気でうそをつく人たち」という本は日本でもベストセラーになりましたね。 この本の作者はその本を書いた人で、職業は作家&精神科医です。 題名にあるように小説です。養護老人ホームで起こった殺人事件の捜査が小説の中の舞台ですがその舞台を通じて死、愛、老い、無意識、 善、悪、神、アダルトチルドレンの問題、神経症、精神科治療、共依存的世話焼き、愛し過ぎの問題、 依存症、求愛や責任や生きるということについてなどが語られていきます。
物語のあちこちにそういったことについての実際の仕組みや問題のヒントなどの言葉が ちりばめられているのですんなり理解できていくような感じです。 小説自体もとっても面白いので、心の問題を抱えているけど精神保健系の本はニガテという人に オススメです。
最後に私が好きな場面の引用を。
「ときどき私、どうして自分がここにいるんだろう、どうして私は生きてるんだろうって、自分に問いかけることが あるけど、その答えはわからないわね。でも、私に答えがわからないからって、答えがないってわけじゃない。 私の人生って、その内側から見ている私にはなぞみたいに見えるかもしれないけど、、でも、意味のあるものだと 思うわ」
●家族依存症 仕事中毒から過食まで●
斎藤学著 誠信書房 \1500
アジア感想:5/16
嗜癖(○○依存症等言われていること)や共依存(嗜癖的人間関係)について、基本構造や知識を得るには とてもわかりやすくよくまとめられているという感じの本。
アルコールに溺れ、食事に溺れ、ギャンブルに溺れ、借金癖に溺れ、仕事に溺れて自分を見失ってる人、 その周囲にいて、彼らを救おうと必死になってる人、そのような愛によって依存症者を縛るといった行動に 溺れ「愛しすぎ」という依存症者になっていく人に読んでもらいたい、と著者は語っています。
最終章の「共依存症の回復」の章は、共依存の人だけでなく、ACの人にも回復のヒントを与えて くれると私は感じました。また、セルフヘルプグループ(自助グループ)の12のステップが どうして回復に効果があるのかも、論理的に説明されていて「なるほどな〜」と私は思いました。
依存症等に興味がある方・共依存関係に悩んでいる人に最初に読んでもらいたい本です。
●インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法●
ジョン・ブラッドショー著 新里里春監訳 NHK出版\2300
アジア感想:2/22
傷ついたインナーチャイルドをいつまでも隠し持っていると、傷ついたインナーチャイルドがかんしゃく、
過剰反応、結婚問題、中毒症、人間関係の破綻や苦痛な人間関係などで人生を汚染するという考えをもとに、
いかにその傷ついたインナーチャイルドを発見し、そして癒し、大人心に養育していくかというインナー
チャイルドワークを紹介している本。私がこの本の中で、感銘を受けた言葉・概念は「養育する」ということです。
AC本などではよく「癒す」とか「回復する」という言葉を使いますが、この本では自分の心の中に
傷つけられた子ども心(インナーチャイルド)がある場合、その子ども心を自分の大人心で養育する、
育て直そう!という提案が出されます。この概念は私にとっては新鮮でした。インナーチャイルドに触れるための瞑想法なども紹介されていますが、それだけではありません。
子どものころの自分を振り返ってどのように傷を受けたか未解決なままの哀しみを過去の整理をしながら
発見させたり(私は棚卸し的効果っぽく感じました)、子ども時代の発達段階において健康に育つには何が
必要で、何が足らなかったのかをこの本に設定された各質問項目に答えながら思い出させてくれました。
特にどこが機能不全だかよくわからない感じ、でもACの特徴には当てはまるんだよなーという人には
オススメかもしれません。そして、そのインナーチャイルドが成長・繁栄する特定の練習問題も出され、自分が子どものころに
受けられなかった養育的な親に自分自身がなる方法をこの本は示唆してくれます。
インナーチャイルドを自分の中で発見する、というと私はちょっとむつかしいような気が読む前はしていました。
瞑想法がうまくできないと、出会えないものだと思っていたのです。
もちろん、瞑想法もあるのですが、それだけではなく、インナーチャイルドに出会うための段階を追った具体的な方法も
紹介されていて、この本を読み進めるうちに私も自分のインナーチャイルドに出会えたような気がします。
そして、「育て直す」こともそんなにむつかしそうではない、時間はかかるかもしれないが、わりと簡単に
出来そうな感じのワークが紹介されていて、なかなか良い感じの本だと私は思いました。ちなみに、インナーチャイルドの形成についてはAC的な考えに基づいてるので、AC本を読んでいる人にも
抵抗ないと私は思いました。
●リカバリー●H・L・グラヴィッツ、J・D・ボーデン著 大越崇訳 星和書店 ¥1800
アジア感想:12/27
この本は私にとって、とてもわかりやすかったです。
自助グループで提案されていることが本にきっちり書いてあるという感じで。アルコール依存症の親を持つ成人した子供たちへの手引きと書かれていますが、
アルコール依存症の親を持たない私でも 全く違和感なく読めました。アジアのオススメです。ACが生まれる環境やその感情パターンから癒しと回復のすすめかたまで、とてもわかりやすく書かれています。
6段階の回復過程の構成要素が示されて、それも「質問と応答」形式で書かれているため、
自分の現在抱えている問題に対する対処方法を探すのに探しやすそう。例えば、ACと自分が気づいた後、回復の段階段階で両親をどのように扱ったらいいのか?
人のことが信用できないことについてどうしたらいいのか?
コントロールの問題をどう解決したらいいのか? 感情を表現することがニガテなことについて等etcの対処方法が
提案されています。本文中になるように「この本に書かれている資料を出発点として用いなさい。
役立つところは取り上げ、他のところはそのままにしておきなさい。
この言葉から自分にとって役立つ意味をくみ出せることを知り、自分自身の意味を見つけ出しなさい」
そういう本だと思います。私にはとても役立ちそうな本でした。
●アダルト・チルドレンと家族 心のなかの子どもを癒す●斎藤学著 学陽書房 \1600
アジア感想:12/27
精神科医から見たアダルト・チルドレンの解説という感じです。
理論づいてる本という印象。(あくまで私の印象です)
PTSDとか、再演技化の話とか基本をきっちり押さえてる感じがしたので。
癒しの作業も段階を追って、グリーフワークやリプロセスストリート等他
精神科の理論できっちり網羅し、紹介されているような感じです。
どんなふうに癒しの方法が進められて行くのか医者の立場で解説されてる印象です。
●アダルトチルドレンと癒し 本当の自分を取りもどす●西尾和美著 学陽書房
アジア感想:11/25
この本は11月頭くらいに、図書館で私は借りました。この本の著者は確かアメリカ在住の人で、斎藤学先生と親しかった記憶が私にはあります。 斎藤学先生の診療所らへんだったら「リプロセスリトリート」やってるかもしれません。(わお。すごいイイカゲンな発言ですね。許してちょ。) 斎藤先生のHPはリンクの部屋から行けます。
AC(アダルトチルドレン)、共依存、児童虐待をしてしまう人他等々の癒しの方法が紹介されているような本というふうな感じを私は受けました
またPTSDを受けた人が癒されて行く過程も癒しの例のように紹介されていました。
具体的な方法としては、「癒しの手紙を書く」というやりかたが紹介されていました。1.恨み・怒りを湧き出すままに素直に出して書く
2.相手を責めず、I メッセージ(主語が私は、で始まる文章のこと)で書く
3.小さいころの自分への優しいいたわりの手紙を書く
4.
4番のやりかたについては、ここで紹介しません。興味のある方は実際にこの本を読みましょう。この4段階の手紙を何回か書く。
本には、もうちょっと具体的な手紙の書き方と癒されてゆく感じ?が書いてあって、 私は、この方法の癒しへの道のりは12ステップのステップを踏む感じに似てるなあと思いました。
もう一つ紹介されていた癒しの方法に「リプロセスリトリート」という方法が紹介されていました グループワークやいろんなセラピーを組み合わせたやりかたのようです。 どうやら、この方法のメインは「リプロセス」というサイコドラマ(心理劇)で、これでトラウマを癒すみたいです。
また「機能する家族とは」という章では、子育てに悩んでしまう、子供を虐待してしまって悩んでいる親御さんに なんらかの参考になるかもしれないという印象を私は持ちました。
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あなたの回復や癒しのきっかけとなった本の情報募集しています。
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